アロマで治す

心身のリラックスを目的とした民間療法の中に、アロマテラピーがあります。
植物の香りを利用して、身体と心のバランスを整える健康法の1つです。
アロマテラピーは、花や果物の皮から精油を抽出して行われます。
精油は、別名エッセンシャルオイルとも呼ばれます。

精油の香りがもたらす安心感や緊張感が、心身のバランスを整えると言われています。
精油に含まれる成分には、頭痛の改善を期待されているものもあるようです。
頭痛の時に試してみたいのが、カモミール、ラベンダー、ベルガモット、ペパーミント。
「万能精油」と呼ばれるラベンダーは、フローラル系の香りが特徴。
あらゆる痛みに利用できます。
ペパーミントは、頭をすっきりさせたい時に良いそうです。

アロマテラピーは、いろいろな利用方法があります。
精油を1~2滴、ハンカチにふくませて香りを嗅ぐと、手軽に香りを楽しめます。。
アロマポットを使えば、部屋全体に香りが広がります。
アロマバスは、精油を湯船に3~5滴落として入浴します。
湿布は、冷水もしくは熱湯を洗面器に入れて、精油を3滴まで落とします。
そこにタオルを入れて絞ったら、気になるところにあてます。
緊張性頭痛は、ラベンダーを利用したアロマバス、偏頭痛はローズマリーの冷湿布がおすすめ。

精油を使う際には、刺激が強いので、皮膚に直接つけないでください。
また、危険なので、絶対に精油を飲まないでください。