ストレッチで頭痛解消

首の筋肉の「こり」が、頭痛の原因だというケースは多いものです。
同じ姿勢で一点を見つめるパソコン操作、猫背などは、血流を悪くしてしまうからです。
ストレッチを行い、筋肉をほぐすことで、頭痛をやわらげたり、予防につながることも。

ストレッチを行う際には、注意点がいくつかあります。
必ず自己責任のもとで行ってください。

まず、猫背にならないように意識して背を伸ばします。
息を止めないように気を付けましょう。
首をゆっくりと円を描くように大きく回す、何度か首を上下に曲げる、左右に曲げるといった動作なら、いつでも手軽に行えます。
気持ちが良いと感じるところでやめるのもポイントです。
決して無理をしないでください。

ストレッチを行うことで、血行が良くなります。
いろいろな動きを取り入れることで、気分転換にもなります。
オフィスや外出先では難しいですが、楽な服装で、靴下を脱いで行うとより効果的です。
ただし、ストレッチを行っている間、あるいはそのあとに、頭痛が悪化するなどの異常を感じたら、すぐに中止し、病院を受診するべきです。

ストレッチは緊張型頭痛に効果的だと言われますが、偏頭痛には逆効果なので注意が必要です。
また、過去に交通事故でむち打ち症になられた方も、行わないでください。
偏頭痛の場合、ストレッチは頭痛が起きていない時に限ります。
デスクワークの合間に、ちょっとした空き時間に、こまめなストレッチを意識して心がけてみてはいかがでしょう。